ふねがでて来るよいえほん（送料無料！）＜よいえほんジャンル別ランキング

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ふね　えほんランキング

　第１位

　えんふねとは、川をつたって幼稚園へ送ってくれるふねのこと。
　
　川のそばにある園ならではの、通園方法なんですね。

　作者のひがしさんは、幼稚園の美術教諭をされているそうです。

　おそらく実際にモデルになった園があるのではないでしょうか。
　
　～そこに行ってみたい！

　子供がこの本をよんだら、ふねにのりたいって言い出すことまちが

　いなし。

　ふねを待つ女の子のわくわく感、自然の心地よさ、農家のおばあち

　ゃんとのふれあいなど、えんふねならではの魅力がいっぱいつま

　っています。　さらにその魅力は、とあるハプニングから決定的な

　ものになるんですよね。

　えほん的な演出も無理がなく、とても好感がもてました。

　夏になったら、青空の下でまた読もうと思います。　トマトをかじり

　ながら。

　

　第２位
船好きのお子さんにはたまらない一冊です。

　子どもの想像力や冒険への憧れを刺激するストーリーでありなが

　ら、読後なんとなく切ない気持ちが残るえほんです。

　どこか謎めいたおやしきの住人たち。あれはいったいどういう人た

　ちで、その後どうなったのでしょう。

　やがてみどりの船は自然に帰り、こどもたちは大人になってい

　く・・・

　あの子ども時代の夏の冒険への郷愁を、大人にも大切にわけてく

　れるこころの一冊です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　第３位

　シンプルな線にシンプルな言葉。　淡々と語られているのになぜだ

　か胸が熱くなる。　とても、いい匂いがして、そっと抱きしめたくなる

　えほんです。

　

　ゴフスタインのえほんは、どれもそうなのですが、言葉遣いが、実に

　詩的。　読んでいると、言葉が心に堆積してきて、静かに光るような

　気がします。　特に、このえほんは静かで、柔らか。

　いつまでも大切に持っていたい、と思わせるような一冊です。

　喜びと静けさと淋しさと。　そして、やはり温かさが読み手に伝わり

　ます。

　また、私と人生を共に歩む本が増えました。

第4位

　男の子のダンボール箱がふねになり、川にすいすいすいと・・・

　そこへ、わにくんがやってきて、一緒にふねに乗り込むのですが

　すごい波が・・・・気をつけて！　わにくんが溺れてしまいます。

　でも、男の子がわにくんをたすけます。　「ふねなのね。　かわなの

　ね。　すいすいすい。」、こんな感じの文がとても可愛くて、楽しい

　です。

　「・・・なのね」シリーズのなかで、この「ふねなのね」にいちばん感

　動しました。　最後の２見開きが、すごくいいです。

　「いやいやえん」の「くじらとり」や、「モモ」にも同じように、船乗りの

　「ごっこあそび」がいつしか本当みたいになっていく描写があります

　が、その究極シンプルバージョンが、この本です。

　この「ふねなのね」ってタイトルも、まさに本質をとらえていてすばら

　しい。　絵もすごくいいです。　こどもの時にごっこあそびで遊んだと

　きの感じをふたたび思い出しました。

　おすすめです！

　　　第５位

　えほんの世界でもっとも注目度の高い「中川ひろたか」＆「はたこう

　しろう」コンビによる強力なシリーズ。　かわいいショコラちゃんが大

　胆に活躍する展開が楽しいえほん。

　
　おふねにのったショコラちゃん。

　おおなみで、ふねがゆれてあっちにいったり、こっちにきたり。

　かばんも、せんちょうさんも、かかりのひとも、あっちにいったり、こっ

　ちにきたり。

　ショコラちゃんは、ふねでおでかけ。　おばあちゃんがおみおくりに

　きてくれました。　さあ、しゅっぱつです。　ふねがすすんで、おばあ

　ちゃんがだんだんちいさくなっていきます。　さあ、ショコラちゃんは

　いったいどこへいくのでしょう?　

　船がゆれてショコラちゃんがあっちにいったりきたりする所がとても

　大好きです。